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“レジの行列”は短い方が売上が上がるってホント? 2025.04.17

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店舗の現場では、「レジの行列」が売上に大きく関わってくることがわかっています。
特にピープルカウントなどのデータを活用することで、行列がどのように店舗運営や顧客心理に影響するかが明確になってきました。

行列が長いとどうなる?
レジに行列ができてしまうと、次のようなネガティブな影響があるとされています。

•「並ぶのが面倒」と感じて購入をやめてしまう(=機会損失)
•イライラから購買意欲が下がる(=ストレスによる離脱)
•レジ前の混雑が他のお客様の動線をふさいでしまう(=回遊性の低下)
•スタッフへの負担が増え、対応品質が低下する(=接客の質の低下)
つまり、商品を手に取ったお客様が、最終段階で離脱してしまう「惜しい損失」が、レジの混雑によって起きてしまうのです。

私も買い物に出かけた際は、長い列をみるとあきらめて違うお店に行くことがほとんどです。

ピープルカウントで“混雑の見える化”
以前よりご紹介している通りピープルカウントを活用すれば、レジ周辺や店内のどこがいつ混雑するか、数値として把握できます。たとえば、
•時間帯別の来店者数
•滞在時間の変化
•エリアごとの人数の偏り
•レジ前のリアルタイムの人数
こうしたデータを分析することで、混雑が発生するタイミングやパターンが“見える化”されます。

レジ待ちが売上に与えるインパクトとは?
ある調査によると、レジ待ち時間が3分を超えると、離脱率が急増するというデータがあります。特にコンビニやドラッグストアのような“スピード感”を求められる業態では、数十秒の差が売上に影響することも…!
逆に、「並ばずにすぐ買える」状況が整っていれば、
•顧客満足度の向上
•リピート率アップ
•衝動買いの促進 など、プラスの効果を生み出します。
たとえば、セルフレジの導入や、混雑時の一時的なスタッフ増員などの対策は、直接的に売上アップにつながる要素といえるでしょう。

対策①:混雑する時間帯を予測して準備
ピープルカウントで得られたデータから、「毎週金曜日の16時〜18時が混みやすい」などの傾向がわかれば、あらかじめ対応が可能になります。
•スタッフのシフト調整(早めにレジ要員を追加)
•セルフレジの台数を増やす
•フロアの誘導スタッフを配置する
こうした対応で、レジ行列の長さをコントロールできます。

対策②:「見せない行列」でストレス軽減
行列そのものは完全にゼロにできなくても、
•整理券方式にして自由に待てるようにする
•店内ディスプレイで待ち人数を表示し、安心感を与える
•呼び出しシステムを導入して「並ぶ時間」を削減
といった工夫で、“並ぶストレス”を最小限に抑えることが可能です。

対策③:「回転率アップ」のための店舗設計
レジだけでなく、店舗の導線や配置を工夫することで、回転率を上げることもできます。
•レジを複数カ所に分散配置
•客導線をスムーズに設計
•会計動線を広くとり、滞留しにくいようにする
こうした工夫で「待たせない・滞らせない」設計を意識すると、自然と回転率が向上し、売上にも好影響が出ます。

「行列を防ぐ=売上を守る」
行列が長くなればなるほど、ストレスや離脱が発生し、売上の機会が失われていきます。逆に、
•混雑の“見える化”
•ピーク時の対応強化
•ストレスの少ない仕組み作り
ができれば、「また来たい」と思ってもらえる店舗に近づきます。
レジはお客様との最後の接点。だからこそ、その体験の快適さが、次の来店を左右するのです。
ピープルカウントは、そうした“見えないストレス”を数値でとらえ、対策につなげられる強力な武器になってくれるでしょう♪

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