導入事例

2000年以降、全国1000か所以上の導入事例より、IOTセンサーへの移行後の事例をご紹介します。

Installation History

既設システムの「リノベーション」 TOFセンサーへの置き換え 配線再利用 工事費用の圧縮に成功

鳥取県・岡山県共同アンテナショップ運営協議会事務局(とっとり・おかやま
新橋館)様 導入事例

業種: 物販
導入場所: とっとり・おかやま共同アンテナショップ新橋館
2016年に来店者数の把握のためPOCTASを導入。しかし、使用していたPCの老朽化と導入した サーマルセンサーの廃盤をきっかけにシステムの入れ替えを検討。

PCレス化と高精度化、コスト面も導入のテーマだったが、最新の高精度TOFセンサーとデータ収集専用機(POCTAS B2)、既存のLANケーブルを再利用できる点を評価頂きシステムを導入。

配線は再利用でき、新しいシステムは制御器で直接データ収集、表示が可能に。 これにより、メンテナンスが必要な機器が減少し、管理が容易に。精度に定評のあるTOFセンサーにより計測の精度も大幅に向上。

旧システムの課題を解決し、効率的で正確なシステムへの更新を実現しました。

館内利用状況及び店舗前通行量の可視化をクラウドで実現

舩坂酒造店 様 (売店及び食事処 味の与平)※所在地 岐阜県高山市 業種 酒造メーカー、物販、レストラン 導入場所 売店及び味の与平
飛騨高山は年間470万人の観光客を受け入れる人気観光地。中心地「古い町並」に位置する舩坂酒造店は、観光客の増加とは裏腹に消費額の伸び悩みを認識。

観光客の増加が地域の利益となるためには、消費も伴うべきだとの考えから、3DTOF+DataCROSS クラウドシステムを導入。店舗前の通行客数をもとに入店率の割り出しや、購買率との関連などにデータを利用。 今まで勘頼みであったが根拠のあるデータを基にした分析が可能となり、店舗のDX化が実現した。

クロックス、スケッチャーズ、カルネなど、自社で展開する 複数ブランドの基礎データの収集をオンプレで実現

ニーズ・問題点:

各店舗の入店データを統一的にオンプレミスで取得したいと考えていた。ROIが高くランニングコストのかからないデータ収集システムの選定に課題を感じていた。

監視カメラに実装されるピープルカウント機能とサーバ実装型データ収集システム(RAS)を導入

予算内でのシステム導入を実現するため、設置は自社の業者を使い、最小限のサポートで遠隔対応を取り入れ工事費用の最小化を実現。
提供するシステムは、幅広い選択肢と柔軟な提案により企業の要件に合致した導入を常にサポートしている。

その他の導入事例

導入事例: 世界的有名ブランドの国内多店舗における ピープルカウントシステムの導入

背景:国内で50店舗以上を運営する世界的なブランドは、各店舗の顧客流れ、ピーク時間、そして購買率を詳しく把握し、地域や店舗規模ごとの違いを明確にし、戦略的な店舗運営を図ることを目指していました。

狙い:入口に設置したセンサーを用いて各店舗の入場者数と購買率のデータ収集。
地域や店舗規模別に入場者数、ピーク時間、購買率を比較・分析。各店舗の戦略的な運営やプロモーション活動のタイミングをデータに基づいて最適化。

導入:TOFセンサーを全店舗の入口に導入。これにより、店舗ごとの入場者数、来店ピーク時間、そして購買率のデータ収集が可能となりました。

成果:地域差や店舗規模ごとの入場者数、ピーク時間、購買率を明確に比較・分析し、各店舗の特性やニーズを把握。
各地域や店舗規模に合わせたターゲティングプロモーションやスタッフ配置の最適化を実現。
ブランド全体としての効率的な運営と売上の向上を達成。 この取り組みにより、各店舗の顧客流れと購買の特性を明確にし、戦略的な運営を強化する ことができ、継続的なブランドの競争力強化に貢献しています。

化粧品ブランド実店舗のDX化によるピープルカウントソリューションの効果

都心を拠点に展開するある高級化粧品ブランド。近年、消費者の変わりゆく購買行動や好みを踏まえ、店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための動きを強化 してきました。

私たちのピープルカウントソリューションを中心に、店舗DXの取り組みを進めることで、以下の成果を上げることができました。
購買ピーク時間の特定: 実際の来店時間帯や滞在時間の分析により、スタッフ配置やプロモーション活動のタイミングを最適化。

商品ディスプレイの最適化: 顧客動線データを活用し、人気商品のディスプレイ場所を工夫。
このような取り組みと、変化のある実店舗の売上や顧客満足度との相関を今後検証していく。 初年度で一定の変化が現れていることより、ブランドの持続的な競争力強化に寄与する取り組みと評価している。

導入事例: 空港案内所におけるピープルカウントソリューション

某国際空港の案内所は、日々多数の旅行者が観光情報を求めて訪れます。

多様な言語や要望に応えるための効率的なサービス提供が求められていました。 当社のピープルカウントソリューションを導入することで、以下の効果を実現しました。

パンフレットが地域別に配置されているため、それぞれの棚前の滞留時間と人数のデータから、旅行者の感心のある訪問先の傾向を読み取ることが可能となった。 実際のパンフレットの持ち去り件数にはむらもあり、本当の興味とは異なると考えられているため、棚前の情報の見せ方で観光客の真の興味の強弱を可視化することも可能となると期待がある。

非常に狭いエリアではあるが、海外からの貴重な観光客の玄関口で得られる様々な情報収集の実験場として、今後様々な施策をデータ化できる可能性を感じている。

導入事例: 資料館におけるピープルカウントソリューション

ある歴史的な資料館は、毎年多くの訪問者が足を運ぶスポットとして、展示の質や訪問者体験の向上を常に目指しています。

しかし、季節やイベントによる混雑、展示エリアの適切な配置や訪問者の興味に応じた情報提供が課題として挙げられていました。
当社のピープルカウントソリューションの導入により、以下の効果を実現しました。

混雑対策の最適化: 訪問者の来館パターンやピーク時間を明らかにし、ガイドやスタッフの配置、入場制限などの効果的な混雑緩和策を実施しました。

特別展の計画支援: 人気の展示や特定の時期の訪問者の行動を基に、新たな特別展の計画やプロモーション戦略を効果的に策定しました。

教育的なプログラムの提供: 訪問者の興味や関心に基づいたワークショップやガイドツアーを開催。 これにより、教育的な価値を高めるとともに、訪問者の満足度も向上しました。

この導入により、資料館の訪問者体験の向上、効率的な展示運営、そして教育的価値の向上に大きく寄与。資料館としての文化的・教育的な役割をさらに強化する要因となりました。

導入事例: グローバルアウトドアブランドの多店舗展開における ピープルカウントソリューション

ある国際的なアウトドアブランドは、日本国内に数十の実店舗を展開しています。

ブランドの成長とともに、顧客の購買行動の理解と店舗運営の効率化が課題となりました。

当社のピープルカウントソリューションを各店舗に導入することで、以下の成果を達成しました。

購買行動の深堀り分析: 実店舗における顧客の動線、滞在時間、商品興味領域などのデータを収集し、詳細な購買行動分析を行いました。これにより、商品ディスプレイやプロ モーション活動の最適化が可能となりました。

店舗間のデータ共有: 各店舗で収集されたデータを中央で一元管理。これにより、地域や店舗ごとの特色を理解し、それぞれの店舗に最適な戦略を展開することができるようになりました。

効率的な在庫管理: 実際の顧客動線と商品の購買動向に基づくデータを利用して、店舗ごとの在庫管理や補充計画を最適化しました。

新店舗の立地戦略: 既存の近似店舗でのデータを基に、地域の商圏データとともに新たな店舗の立地における来店客層や、売り上げの予測を行い役立ている。

この導入により、ブランド全体の売上向上、顧客満足度の向上、そして新店舗の成功確率の向上に大きく貢献。ブランドのさらなる成長を支える強力なツールとして必須のシステムとして捉えている。

導入事例: 温浴施設におけるピープルカウントソリューション

都市部近郊の人気温浴施設は、リラックスや健康目的で多くの訪問者が訪れるスポットとして、最高のサービスと快適な環境提供を常に目指しています。しかし、ピーク時間の 混雑や利用者の動線、特定エリアの滞在時間の最適化などの課題が挙がっていました。

当社のピープルカウントソリューションの導入により、以下の効果を実現しました。

混雑対策の最適化: 訪問者の来施パターンやピーク時間を明らかにし、スタッフ配置や案内の最適化を行いました。 

サービスエリアの最適化: 訪問者の動線や滞在エリアを分析し、より関心を引くエリアの配置や、リラクゼーションの提供方法を改善しました。

施設内イベントの計画支援: イベントやキャンペーンの際の訪問者の行動をリアルタイムで把握し、イベント内容やプロモーション戦略の最適化をサポートしました。

この導入により、温浴施設のサービスの質と訪問者の満足度が大幅に向上。特にピーク時の混雑対策やサービス提供の質の向上により、リピーターの増加や口コミによる新規顧客の獲得につながりました。

導入事例: 多層階家電量販店のエスカレータ・エレベータ前における ピープルカウントソリューション

大都市圏に多くの店舗を展開する家電量販店は、来店者数の把握および各階の買い回りの動線の把握を行うため、エスカレータとエレベータ前及び出入口にピープルカウントセンサーを導入しました。

導入の結果、以下の効果を確認しました。

潜在客数の把握:従来POSレジを通過する客数のみの把握しかできていなかったが、個人客ではない家族や友人など複数人で来店するグループ客数の把握ができていなかった。 POS レジを通らない客数、グループ客の数の把握ができるようになったことで本当の意味での潜在客数の把握ができるようになった。

移動動線の把握: エスカレータとエレベータを利用する顧客の流れを詳細に分析。各階への移動パターンや滞在時間を明確に把握しました。

商品・サービスの配置最適化: 顧客の動線データを基に、各階の特色や人気商品の配置を効果的に調整。特にエスカレータやエレベータ降り口近くのディスプレイやプロモーションスペースの活用を強化しました。

階層間の集客戦略の強化: エレベータとエスカレータの使用頻度データを利用し、顧客を上層へ誘導するプロモーションや広告戦略を策定しました。

この導入により、訪問者の店内での移動動線や滞在エリアの傾向を正確に捉えることができ、顧客体験の向上と店舗売上の最大化に成功しました。